2018年05月10日

続・なぜGMOを排除しなければならないのか?

一個の遺伝子は一つだけしか機能しないとの概念は化石

Don-Huber04.jpgダン・ヒューバー名誉教授 そう。GMO、遺伝子組み換え技術は贅肉の科学に基づいています。それは、遺伝子の初期の理解や伝統的な育種では役立った化石的な科学です。それは、私たちが目にしてものにフィットする機能的な関係でした。ですが、私たちは、50年前に1つの遺伝子、1つの機能という概念を放棄しました。

 遺伝子組み換え技術はいまだそれに基づいているのです。その前提となっているのは、ひとつの遺伝子や遺伝物質の一部を取りあげて、それを挿入しても、それ以外の遺伝子は何もしないというものです。ですが、もし、これをすれば、システム全体の統合性を攪乱します。というのも、今の私たちの概念、ヒトゲノム配列の結果としてわかったことからすれば、遺伝子は空間的関係性におかれているからです。

 どの遺伝子も他の遺伝物質やそのすべての染色体と空間的に関係しています。染色体だけでなく、すべての核とも関係していて、それは三次元関係に置かれています。私たちが典型的に描く二次元のフラットな関係ではなく、三次元の関係にあるのです。多くの結び目や糸が飛び出しているボールをイメージしてみてください。こうした遺伝子は、遺伝子相互間の空間的な関係が途絶することによって影響を受けるだけでなく、その空間関係は環境によっても影響を受けます。つまり、それは、まさに大きなタコのようなものです。それが、環境を変えた時に、植物であれ、動物であれ、微生物であれ、ペトリ皿で目にされるものなのです。

 ひとつの細胞からの遺伝子組み換えで植物は再構築されます。そして、それを再構築することで環境も修正します。そこにあるのは同じ遺伝子ですが、環境を修正して、いくらか改変された葉や根を得ます。そして、分蘖他の構成要素を得ることができます。それは、同じ遺伝子ですが、それは環境によって影響された遺伝子の空間関係をセットします。

 さて、遺伝子組み換え技術では、システムを管理するための材料を中に放り込んで押しつけて、それから空間関係を変えます。同時に、新たな個体で発現する特性を進めるため、ウイルスから添加された遺伝物質も加えています。

 直接的にそれが目にできるように、抗生物質の標識遺伝子も加えられて、どの遺伝子が組み換えられ、どれがまだ組み換えられていないのかもわかっています。それは、かなりの混乱です。さらに、こうした遺伝子は非常にでたらめです。というのは、構成要素として確立されていないからです。それらは、ヨソから入ってきたヨソ者です。あなたがシカゴでギャング団を結成したければ、多くの材料を持ち込むだけでなく、そこにいる他の暴力団員にも勝たなければなりません。そのようなものです。

 もちろん、ここではギャングを目にしていませんが、遺伝子の完全性の破壊という同じ原則が起きています。というのは、こうした材料が遺伝子システムの構成要素として完全に取り込まれないからです。

 もし、こうした材料を私たちが食べれば、腸内細菌はこうした遺伝子をピックアップできます。また、このでたらめな遺伝子は、土壌微生物によってもピックアップされ、他の植物に花粉で分散していきます。例えば、遺伝子を組み換えられたトウモロコシの根や切り株を分解し、こうした土壌微生物のいくつかは、材料を移すために組み換え技術で使う同じ生物です。そこで、10年や12年後にもまったく同じ強力な毒素を産み出せるように植物を再設計できてしまいます。

 それが、私たちがとても懸念を抱いていることです。というのは、スターリングにおいては、動物が消費した場合に非常に有毒なタンパク質が生産されてしまったからです。いま、15年前に、スターリンクコーンやこうしたハイブリッドのひとつを栽培したときの潜在性のために輸出用にトウモロコシを播種できない圃場があります。そこでは、トウモロコシがさらに再設計されます。そこで、いくつかの国は、そうした特定の種類のF1が栽培された圃場で育てられていないことを保証されない限り、いずれも欲しくないと懸念しているのです。

土壌細菌を介して遺伝子が転移してしまうリスクがある

デイブ・アスプリー 農業で仕事をしておらず、農場も運営していない都市に住むほとんどの人たちからすれば、そんなことが可能だとの考えはありません。毒素のひとつを作り出すために遺伝子を組み換えた何かを植えて、その後、その圃場を燃やします。10年後に、遺伝的に同じ科の別の種子を育てようとすると、土壌細菌はこうした遺伝子を再導入してしまいます。

ダン・ヒューバー名誉教授 遺伝子組み換えトウモロコシやスイートコーンや菜種をいつ食べているのかを土壌最近からはまさに見ることができません。しかし、こうした遺伝子をピックアップできます。微生物を介してそれはなされるかもしれません。ケベックのシェフィードでの研究では、数年前に働く女性の93%の血液中から遺伝子組み換えタンパク質が発見されました。70%が子宮内で育っている胎児にまでもたらされていました。

デイブ・アスプリー 僕らはこれらが何をするかまったくわからないのです。

ダン・ヒューバー名誉教授 私たちは、こうした毒素のどれも、そして、こうしたタンパク質のどれもこれまで安全性のテストしてきていません。私たちはバクテリアによって産み出されてきたタンパク質はテストしてきても遺伝子組み換えで産み出されるタンパク質をこれまでテストしてきませんでした。

世界の人口増加よりも人口減少の方が心配

デイブ・アスプリー うへぇ。こいつは心配ですね。僕のバックグランドはコンピュータ・ハッキング。複雑系を管理するコンピュータ・セキュリティです。そして、こうしたシステムは食物網ほど複雑ではありません。こうしたことを目にすると本当に怖い。今後100年の世界の人口爆発を心配なさいますか。

ダン・ヒューバー名誉教授 私は人口爆発を心配しません。生存の方を心配します。

デイブ・アスプリー ええ、僕もです。

ダン・ヒューバー名誉教授 2015年のリポートを見ると、まさにこの5年で、私たちの妊娠率は30%低下しています。家族を持つことは難しいのです。一部の人たちはティーンエイジャーでとても増えていると言います。いま、生存にとってかなりつらい話をしています。2002年にはこの状況は米国畜産協会のトップが、上院の農業委員会で証言するポイントにまで到達しました。

 米国で畜産業の存続を脅かす伝染病がひとつ。そして、早期老化があります。家畜を市場に持ち込んでも、飼育のための努力や誇りが報われないのです。というのは、極上の牛肉がいまや乳製品の販売店から出てくる12才の牛のように見えるからです。

 第二は、40~50%の流産による繁殖の失敗です。そして、不妊率も30~40%と高まっています。これはとても危機的で、牛、豚、馬、羊、家禽類でさえ繁殖が難しくなっています。人間も同じです。体外受精のためにカリフォルニアで人工授精を行っている病院の一つで働いている看護師は、受精率の低下を目にして「家族を持つために非常にデリケートなこの手順を行うにあたって、生きられる精子や卵子を得ることが難しい」と言っていました。

デイブ・アスプリー 僕の家内は医師で、いま、オンラインで全世界の人たちに不妊治療を指導しています。妊娠するためのスタンダードは、妊娠したい先月から遺伝子組み換え食品、グリホサートを食べないことから始めます。そして、暮らしから家庭から体系的にそれを抹消するのです。

 それにはかなりの時間がかかります。そして、おそらく決してそうしない人たちもいます。あなたのように僕も地球の人口増加を懸念していません。僕も急速に低下する妊娠率を懸念しています。それは年々悪化していて次の2世代はそうです。産業型の農業がある先進国でなければ少なくともこれほど大きはないでしょう。

 僕には2人の健康な幼い子どもがいます。有機農場があり、そこではラウンドアップは使っていません。もし、自分たちが生き伸びられる島、GMOやラウンドアップがフリーな島を作ることができれば、「ここにはそれがない」と言える財産となり、それは価値を高めると僕は考えます。毒で汚染されていないのだから、なぜここにやってこないのかと。その土地は二倍の地価があるでしょう。

遺伝子組み換えの餌を与えなければ鳥インフルにかからない

ダン・ヒューバー名誉教授 そう。あなたはウイルスの事例をとりあげましたが、2016年、私の農務省の同僚は鳥インフルエンザの流行で中西部では4600万羽の鶏と七面鳥が死んだとコメントしました。ですが、私の同僚のコメントで興味深いことは、有機農業の群れではただの一羽の鳥も死ななかったことから「今年は変な春だ」と彼が言ったことでした。

 放し飼いの群れは、有機か普通の飼育だったのしょうか。鳥インフルエンザにかかった鳥は一羽もいなかったのですが、ただGMO飼料の給仕を制限しただけでした。よく関連性はあるのかと言われますが、確かに関連するひとつは、その餌にウィルス・プロモーター遺伝子があるということです。それは、悪性遺伝子なのです。おそらく、ジカ・ウイルスのように普段は少し鈍いと感じさせる以外は何もしないとても弱いウイルスです。つまり、その有毒なウィルス、悪性遺伝子を持っています。そして、このウイルスをより活発にするのがプロモーターです。こうして、これに対してずっと深刻な反応を持つことになります。私たちは、細菌、鳥インフルエンザの流行で養鶏業に対する破壊的な反応を目にしています。

デイブ・アスプリー 生体システムへのエンジニアリングの弱さ。それは、とてもリスクがあります。というのは、バイオシステムは互いに情報をわかちあっているからです。あってはならない病気に影響されやすく、かかりやすいとても弱い人間を僕らが設計してしまったんだと思います。

男女の性を決めない国がある

ダン・ヒューバー名誉教授 そう。まさにこうした生理的変化の多くが、腸、マイクロバイオームからの変化が目にされています。食事に含まれる高濃度なグリホサートの直接的な影響を目にしています。例えば、生まれた時に子どもの性別をもはや宣言する必要がない法律を2015年に議会が可決した国があるからです。

 あなたはよく言います、それはばかげた法律ですねと。性器を見ることができないために、それが男か女であるのかを見分けることができないのでしょうか。いいえ、本当は見分けることはできます。ですが、内分泌の混乱があるために、どちらの性になるのかを明確に描写できない状況が多くあるのです。

デイブ・アスプリー それは、どの国ですか?

ダン・ヒューバー名誉教授 ヨーロッパ諸国のひとつです(訳者注:ドイツのこと)。

デイブ・アスプリー 性とは関係がないアセクシャル(Asexual)

ダン・ヒューバー名誉教授 それから、彼らがしたことは6ヵ月の猶予を与えることでした。遺伝子テストをやれXY染色体があるかどうか見ることができたようにです。その子どもの残りの人生のためにどちらの性になるのかを決めるために慌てて手術をする前にです。これは、私たちの価値観のすべて、環境であれ、土の健康であれ、人間の健康であれ、家畜の健康であれ、作物の健康であれ、全システムで大切にしているすべてを変えてしまいます。

 これは、とてもシンプルな化合物ですが、GMO作物の95%にはそれが適用されているのがです。すべてはまさに今や明日ではありません。とても長期的です。内分泌ホルモン系の破壊について語るとき、私たちは世代に対する影響を話しているのです。とても、良い本があります。今は古い本となりましたが、シーア・コルボーンの『奪われし未来 (1997)翔泳社(原著、Our stolen future)』です。

 それは、人々や著者たちがグリホサートのかなりの衝撃を認める前でしたが、化学製品によって内分泌ホルモンの正常なシステムが破壊されるときに起きることをまさに論じているのです。

 それは、私たち全員が依存しているものです。イザヤ書では「肉体全体が生命である(Isaiah said your whole flesh is life)と書かれています。そう。私たちはこうした作物に依存しています。農業は私たちの基盤です。もし、それを無視すれば、まさに今日の栄養的な影響だけでなく、毒素や環境からもたらされるそれ以外の影響によって、その結果は衝撃を与えます。

自給することでわが身を守れ

デイブ・アスプリー このエピソードを聞かれている人たちはおそらくそうなることでしょう。僕らは完全にやられます。さて、あなたには、11人の子どもさんと35人のお孫さんがおられます。どのようにするように彼らには告げておられるのでしょうか。

ダン・ヒューバー名誉教授 こう告げていますよ。健康に食べなさいと。

デイブ・アスプリー それは確かにそうですが。

ダン・ヒューバー名誉教授 菜園を持ち、できる限り食料を自給してください。もちろん、できるものとできないものはありますが。そして、食べ物の中に何がいったい含まれているのかを突き止めてください。いくらかの試験をすることなくなく、そして、表示なしでは、それがやれないことをはっきりさせてみてください。いま、私どもはラボラトリーを手にしています。30〜100ドルと妥当な値段でテストができます。あなたが召しあがっているタイプの食事で、本当にどれだけ多くが消費されているのかを見出すためテストをするだけの価値があります。

 ご自分のサンプルをお送りください。そして、70 ppmとか80ppmとかの数値が戻ってきても自殺をなさらないでください。おわかりのように、自分の食事を変えられるのはあなたなのです。

 ヨーロッパにあるそれ以外のものとして、彼らは「active wall man」と呼ばれている製品を実際に市場に出していますが、それはフミン酸の製品です。そして、実際に身体からよく排出するためのそれ以外の資材があります。

ザワークラウトでグリホサートを体外に排出できる

デイブ・アスプリー フミン酸。なぜその資材を推奨されるのか興味がおきますね。

ダン・ヒューバー名誉教授 これは良い研究に思えます。それは、とても強力なキレート化剤ですが四面体構造も持っています。そして、サイズを小さくすれば吸収能力も高いのです。この2つは妊娠力を高めるうえで全く効果的でした。

デイブ・アスプリー まさにその通りです。あなたが使われたそれの別名は「ベントナイト粘土」ですが、そう。ベントナイト粘土と活性炭が、定期的に僕が使っている物質なんです。生体毒素を除去すればパフォーマンスが高まることから、僕は実際に小粒子の活性炭を作っています。

ダン・ヒューバー名誉教授 活性炭は多くの毒素を引き出します。ですが、それとザワークラウトのジュースを一緒に飲まない限り、グリホサートは引きだせません。

デイブ・アスプリー そいつは初耳です。ザワークラウトのジュースは活性炭に何をするのですか。

ダン・ヒューバー名誉教授 ザワークラウトのジュースには、キャベツを発酵させるラクトバチルス(乳酸菌)が含まれています。このバクテリアはあなたの腸に再び住み着きます。活性炭を組み合わせれば、ザワークラウトのジュースがとても効果的なことが示されています。ザワークラウトのジュースは、それ自身でとても有益な効果がありますが、フミン酸を組合せれば、効果がいくつか得られます。7ヵ月か8ヵ月かかるかもしれませんが、動物、雄牛や乳牛の生殖能力が、フミン酸で確実に修復されるのです。活性炭で、そして、7または8ヵ月で、その修復、精子数の測定値、精液がよくなります。

デイブ・アスプリー デトックスのやり方では、人間もブタも同じです。人間が類似していることがわかります。内分泌撹乱物質、マイクロ毒素、グリホサートを発見するためにこうした化合物を使えば、かなり急速に立ち直ります。ですが、その3カ月後に妊娠することはいいアイデアでありません。可能ならば6ヵ月後にしてください。というのは、妊娠する前にもっときれいになっているべきだからです。妊娠が可能となった最初時に妊娠するよりも、若干のレジリアンスを確立する時間があるからです。

ダン・ヒューバー名誉教授 その理由はこうです。こうした化合物はキレート化剤であるために、グリホサートを引き出しながらも、多くの有益なミネラル分も引き出しているからです。それを取り戻さなければなりません。マンガンは妊娠にとって本当に重要大切です。

デイブ・アスプリー グルタチオンの生産のために。

マンガンが不足していると不健康になる

ダン・ヒューバー名誉教授 グルタチオンのためにです。そして、関係する酵素の内分泌系のためにです。ミネソタの大学の獣医の病理学者、ジェフリー・シェファードは、私もかかわったプログラムで、牛の先天性欠損症や死産を5年研究して、こうした子牛では100%、マンガンが非常に欠乏していることを見出してリポートしています。

 シェファードは健康についてよく語り、健康なものでさえ63%でマンガンが非常に欠乏していることを見出し、餌に着目し始めます。トウモロコシであれ、干し草であれ、牧草であれ、給餌レベルが今とてもハイレベルであることを見出します。まさにこれまで私たちが平均として考えていたものが最高レベルだったのです。

 低レベル(のマンガン)でこうした植物がどうして光合成ができたのかとあなたは訝るでしょう。というのは、そのいくつかはマンガンが1ppmと低く、水を分解して水素を二酸化炭素と結合させ、糖類を生産するにはマンガンが必要だからです。

デイブ・アスプリー こうした考え方が人々にあるのは仕方がないことですよね。僕らは栄養分をすべて食べ物から得なければなりません。マンガン濃度が高いことはありえます。食べ物の中に何があるのかを考えていませんから。低いこともあります。かなり高い率で今はかなり低いのです。僕らがカスを土壌に広げてきたから。あまりにも長い耕してきたから。

ダン・ヒューバー名誉教授 そう。マンガンを縛りつけるとても強力なキレート化剤をあなたは持っています。たとえマンガンがあったとしても、生理学的にはもう使えそうにありません。そして、生理的にそれが利用できたとしても、あなたが食べていたり摂取しているグリホサートの量によって、地質学的に米国の地質調査を見れば大気や水から得ている量からして、まさにグリホサートの無差別使用のために持つべきこうしたミネラルの多くを固定するのに十分なのです。作物中には利用できるかなりのマンガンがあるかもしれません。ですが、それが体内に入るとき、そして、この非常に強力なキレート化剤と混ぜ合わさるとき、それが機能するのに必要な生理的機能のすべてを使えるようにはならないのです。

デイブ・アスプリー サプリメントなのですが、僕はマンガンを最低をテストしてみました。おそらく、この地球上で最も高価なおしっこで、僕はとても慎重にターゲットとしているサプリメントを取っているのですが、まだ低かったです。驚くべきことでした。そこで、僕は数カ月、マンガンの形で摂取してレベルをあげて戻しました。ですが、ほとんどの人たちはそのテストをしていないんです。

ダン・ヒューバー名誉教授 マンガンは、もちろん、鉄やカルシウム、マグネシウム等と比べれば比較的許容枠を持ちます。過量に接種することもできます。それが本当にテストをしてどのような状態なのかを見なければならない理由のひとつです。ナッツをたくさん食べれば、こうしたミネラルを多く得ることになります。それ以外の源からは得ることができない微量元素をです。幸いなことに、私たちはカリフォルニアで2015年におこったようにはならないでしょう。そこでは、45万トンのアーモンドが過度のグリホサートでドイツによって拒絶されたのです。

デイブ・アスプリー 僕は、どこでそれを見ることができたと言おうとしていました。

ダン・ヒューバー名誉教授 彼らはこうした果樹園のどこにも2年間はグリホサートを散布しませんでした。

デイブ・アスプリー わお。

グリホサートの散布を止めればその土地は価値が出る

ダン・ヒューバー名誉教授 私たちの土壌の多くは、私たちが考える以上に多くをもっています。米国ではいまもエーカー当たりの100kg/㏊以上のグリホサートを散布しています。グリホサートは非常に分解するのが難しい化合物であることからごく少ない微生物しかそれを分解できません。

デイブ・アスプリー このラジオを聞いている医師はけっして少なくありません。かなりたくさんの農家や牧場主も聞いています。常にある種のバイアスがあることから、彼らは有機農業の側にゆがめられていると僕は思います。もしあなたがこの番組を聞かれていて、ご自分で農場を運営されていたり、あるいは投資をしていてさらに多くのお金を儲けたいのであれば、いま、あなたの農地にラウンドアップを散布するのを直ちに止めることです。

 いま、有機認証は本当に高価ですから、僕は自分自身の農場のためにいま有機認証に取り組んでいます。そして、それを取得するつもりです。というのは、それがこれまで散布されてきませんでしたから。そして、それがするのがそんなに難しくないからです。前には生産してきませんでしたから、どんなテストもパスできます。ですが、もし、あなたが土地を持もちであれば、あなたがグリフォセートを散布してこなかった時間はその価値を増やしそうです。

 いま散布することを止めれば、いまから数年後には多くのマネーを稼ぐことになります。というのは、この番組を聞いたり、他の研究や映画、ドキュメンタリー、本を読んだりしている人がいるからです。動くのが遅ければ、貴重な農地を失い、農地の生産性も低くなるでしょう。すぐにこのたわげたことをするのを止めてください、そして、土壌を復元し始めれば、多くのお金を儲けられることになります。もし、あなたが投資家であれば、それに注意を払わなければなりません。これは長期的なトレンド、10年以上のトレンドです。ですが、もし、生きた食べ物を作りたければ。それはとても大切な行為です。

ダン・ヒューバー名誉教授 はい。グリホサートの自然の半減期は、どこであれ、一年半から22年の間です。いま、そうしたことをしている人たちがいます。初期の段階であれば、とても効果的な生物学的カクテルでそこから抜け出ることができ、急速な分解、浄化ができます。少なくとも、5、6年はかからないでしょう。

 私たちが生物を見つけるのに苦労する場所でさえ、それは分解できます。これを栄養源として使える生物の一種はフザリウムです。なぜ、フザリウムがいずれも毒素を持つのかについて話してきました。私たちはそれを餌にしています。私たちはフザリウムに餌をやっていますし、それを刺激しています。炭素リン化合物は、リン酸化合物ではなく、たとえ有機リン化合物に耐えられたとしても、それはリン化物なのです。この酵素は、自然界においては非常に稀ですが、炭素とリンの結合を断ちます。こうしたカクテルにおいて、それは本当に私たちにとってとても有望に見えます。

人類を救うべき科学がゆがめられている

デイブ・アスプリー うまくいけば、科学が私たちを科学から救うことができます。事実、火が発明されて以来、ずっとそうでした。

ダン・ヒューバー名誉教授 はい。そうです。科学はいつも他の知識、より大きな知識を生みだし、それから私たちはその他の副作用、想定外の結果を認め、そして、常にそれを過去には認めてきたため前進することができました。私たちは、何が結果なのか、何が想定外の影響なのかを常に言ってきました。

 ですが、遺伝子組み換え技術のこととなるとそれが禁止されました。この種の思考は、学界、産業他のすべてにあります。彼らは、これらが「実質的に同等だ」と言いました。いかなるテストもできないのです。1992年か1991年にGMO作物の安全性を決定するために、本当のエリートのアカデミック機関、26ものランドグランド大学や技術諮問委員会の農務省のグループが立ち上げられます。

 当時は、それらを利用できるようにしました。それらは商業化されませんでした。ですが、3年後、彼らは環境保護庁に公開状を書いて、これらは特許製品であり、私たちがいかなるテストをすることも会社により禁じられると言ったのです。さらに、否定的なデータを発表すれば告訴すると脅迫し、そのうえ、試験のために使える資材を入手できないようにし、再び特許製品であることから、それを生産することを違法としたのです。彼らは、それが特許製品であるために、いずれの資材もリリースできないと言います。たとえ彼らが規制緩和したとしても、最近までは誰一人してそれを見る機会がありませんでした。

 さらに、データ偽造で詐欺すら見出せます。公的機関に対して提出された試験でさえもです。1991年には、環境保護庁でさえモンサントが使っていた研究室のいくつかを訴えました。例えば、IBM、あるいはIBTであったと思っていますが、その名前を忘れましたが、すべての彼らの研究室でした。

 とにかく、それは、公開法廷文書で得られますし、ウィキペディアで訴訟事件の概要も少し得られます。彼らは、まさに露骨なデータ偽造で告訴されました。間違ったデータを送った偽証のために、こうした研究所の数人は罰金を科されて、1920万ドルと数年間、無料の食事付の部屋を得たわけです。

 こうした状況、それに詐欺。すべてが公式記録です。再び、スティーヴン・ドルーカーの著作『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』(2016)日経BP社は、いかに健康を犠牲にしてシステムが崩壊したかを示す状況の多くを非常に細心に文書化しています。

Nancy-Swanson.jpg スワンソン博士や彼女のグループは、CDCデータを出版しています。米国で悪化する健康へのGMOとグリホサート影響というタイトルがまさに付けられています。とてもよく出来ていて、まさに統計でのプレゼンです。

 ですが、それに続く科学的な検閲があります。まだ名誉教授として退職する以前に、学部で働きていた時に、パドゥー大学では、かなり遺伝学者を雇用しました。ある研究をしていた凄い人物は、グリホサートの作用の仕方が化学抵抗性(chemical resistance)ではなく、除草作用を本当にする生物、土壌伝播性病原体に対する抵抗の問題なのです。それは、罹病性を高めます。

 さて、これは寄付や収入の一部を脅かしました。そこで、6年間の仮採用期間が終わると、彼は直ちに解雇されました。私たちは、彼をかなりの遺伝学者、偉大な科学者として指名することができます。カンザス大学農学部のバーニー・ゴードン教授、偉大な農学者です。彼がいて私たちはハッピーでした。こうしたことが常に続いていることを見出します。私たちのランド・グラント大学のひとつは、遺伝子操作をしてある微量元素レベルを高めた作物のニーズに対して、農民たちに警戒をさせるため彼の研究の一部を発表するという誤りをしてしまいました。それは利用できそうにない。こうした栄養分を得るうえで効率的ではなく、そのうえ、グリホサートを散布すれば、こうした養分が得られる可能性が減るために、土壌を見て組織テストする必要があり、そのうえでOKと言う必要があると。―2ポンドのマンガンを付け加えなければならないと。― 彼が見ていたまさにひとつがそこにあります。

 さて、このことを出版した結果、彼は相当ひどい言葉によって暴行を受け、その数カ月後には、発表したことについての謝罪を発表しました。そして、生産者が生産効率を維持できるようにそれを発表したと、彼は述べました。

 そう。科学的な検閲は、遺伝子工学のこととなればすべてのシステムを席巻しているのです。それは科学であるよりも本当により宗教です。再び、その科学は化石の科学です。そのうえにすべての約束が構築されています。あなたは認めなければなりません。ただひとつのことだけを見ている。けれども、そのプロセスではそれ以外の多くのこともしている。そして、完全に検査を受けるまで、それはとても懸念を抱いていた方がよいことをしているのです。

デイブ・アスプリー 科学的な検閲の経済的な影響を無視するにはあまりにも大きな段階に達しています。鶏用の飼料の半分を失い、家畜の40%が繁殖できなくなれば、あなたは失業することになります。とりわけ、あなたが小規模な農民であれば、わずかしか残されていません。ですが、あなたがより大規模な農民であれば、株主と取締役会と会ってください。オフィシャルに検閲された科学的な物語が何であるかは重要ではありません。家畜は繁殖するかしないかです。同時に、家畜が繁殖しなければ、再生産できません。再生さんできるのであれ、できないのであれ、それが、人々が働き始めるときです。

 僕は、その臨界点を子どもたちが叩いていると思います。正直に言って、僕は化学企業のエグゼクティブたちはとても長期間、刑務所にぶちこまれているべきだと思います。

ダン・ヒューバー名誉教授 そう。1人の弁護士が遺伝子組み換えのダメージで必要とされる医学の資金を見積もっていますが、グリホサートのダメージは2000億ドルを上回るでしょう。私は、それもおそらく氷山のまさに一角だろうと思います。

心身ともに健康であることでこの世に尽くすことが大切

デイブ・アスプリー 同意しますね。さて、ヒューバー博士、これは本当に魅力的な会話でした。このトピックでは僕は比較的造詣が深いと思っていたのですが、わからなかったいくつかのことを学びました。新しい知識をありがとう。僕はリスナーの皆さんがこの地獄を楽しんだと思っています。

 さて、この番組のあらゆるゲストにいつもお尋ねしている最後の質問があります。もし、誰かが明日やってきて、もっと人生をよりよく生きたいと聞かれたときに、あなたのこれまでのすべての人生の経験から、まさにあなたの職業やアカデミックな面から、最も重要なものを三つあげるとすればそれは何でしょうか。何を彼らに話されるのでしょうか。

ダン・ヒューバー名誉教授 一つ目は態度だと思います。私にとって、それはメーカーとの関係です。いかに問題に対処するのか、いかに物事にアプローチするのかにつながりますからこれは決定的です。そして、それとともに、私たちは孤立した庵で暮らしてはいません。家族が大切です。そして、互いに関係しあう能力がなければなりません。そして、あなたは気分がよくなければなりませんし、健康でなければなりません。そして、社会を浪費するよりも社会に対して寄付する者でなければなりません。人生とは家族とコミュニティ、そして、世界中のために尽くすための機会なのです。私にはその特権がありましたし、国際的なコンサルタントとして世界中で数多くのプロジェクトに取り組んできたことに本当に感謝しています。

 健康でなければ、何もできません。そして、私たち誰にも場と役割があることを理解してください。そして、健康があなたにとってプライオリティーでなければなりません。肉体面での健康であれ、スピリチュアルな建国であれ、メンタルな健康であれ、それが私にとってのプライオリティーです。私は後先を考えずに行動するんです。

デイブ・アスプリー 最高の回答をありがとうございます。

遺伝子組み換えの危険性を示す情報源は?

デイブ・アスプリー 再び、この番組に起こしいただきましてありがとうございます。さて、あなたのお仕事やGMOやグリホサートについてさらに多くを学ぶためリスナーに参考となると思う情報源がありますでしょうか。

Claire-Robinson.jpgダン・ヒューバー名誉教授 良いレビューがいくつかあるかと思います。スティーヴン・ドルーカーの著作『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』(2016)日経BP社が遺伝子組み換えのプロセスやその問題をまさに扱っています。これは素晴らしい本です。アマゾン他で手に入れられます。800以上の査読された科学的な研究をレビューしていると思います。そして、イギリスのキングズ・カレッジ医学部のマイケル・アントニオと米国のクレア・ロビンソン博士とジョン・パガン博士が編集したものは、25年前にGMOがした約束がすべて失敗していることを証明しています。けれども、いまだに宣伝されているために、その約束が満たされるとされています。何が起きたのかを示す実際の科学的なデータがあります。こうした約束はどのようにして本当に実現するのでしょうか。

 いま、400ページもの著作はオープンソースとなっていてインターネットで得られます。そして、彼らはいま、そのハードコピーを出そうとしています。ですが、それは無料で利用できますし、優れたそれ以外の情報源やレビューがあります。ナンシー・スワンソン博士の本には昨年4つの論文が掲載され、遺伝子操作がされると、新たな毒素の生産やホルムアルデヒドの蓄積、グルタチオンの減少等、植物の生理学にまさに何が起きるのかを示しています。優れた情報源がありますから、懸念を示す1700もの論文をすべて読む必要はありません。

情報をわかちあって世の中を変えよう

デイブ・アスプリー 僕がやろうと思っていることは、このポッドキャストのトランスクリプトでこうした資源をぜんぶつなげることです。これを聞いている人たちが、完全無欠のウェブサイトにいけるようにです。トランスクリプトされたものがすべてを持てれば、最終的には、まさに直接リンクされているので、アマゾンで本を買ったり、どの論文もダウンロードできる。これです。

 再び、完全無欠ラジオに起こしいだきましてありがとう。本当に優れたインタビューでした。この課題でのあなたのライフワークのおかげです。僕は輝かせる必要があった光を本当に輝かせたと思います。

ダン・ヒューバー名誉教授 デイブ。私はまだ楽しんでいます。私には子どもたちに対する懸念があります。ですが、私たちが働けば、問題を認めれば、改善できることも知っています。

デイブ・アスプリー 確かに僕らはやれますね。あなたはリスナーに本当に良いアイデアを与えてくださいました。うまくいけば、この会話によって僕らは何百万人もを動かします。それが、僕がやっていることです。再びありがとう。

ダン・ヒューバー名誉教授 ありがとう、デイブ。

デイブ・アスプリー 今日のエピソードを楽しんでいただければ、皆さん、何をすべきかおわかりですね。まずなすべきことはグリホサートを口に入れることを止めることです。それによってあなたのパフォーマンスは良くなりますし、日々の感じ方に大きな違いが生まれます。

 僕は真剣です。僕の土地にはグリホサートはありません。食べ物にもグリホサートはありません。僕の子どもはこれに決して近づきません。子どもたちは学校給食を食べません、または、学校給食にグリホサートがない学校に通います。何であれ、これをあなた自身のシステムから取り出さなければなりません。身の回りの環境から、とりわけ、あなたの子どもさんの環境からです。これは、死活問題です。生物種としての生き残りの問題です。

とはいえ、あなたがお考えになるほどは実はそれは難しくありません。あなたがやることができることですし、僕は本当にそれが大切だと思います。これをあなたがなされば、あなたはよりパワフルな人間となります。それはとても貴重なことです。では、良い日をおすごしください。次回のエピソードでお会いしましょう。

編集後記

 いかがだろうか。こうした情報を見ると本当に恐ろしくなってくる。同時にこうした貴重な情報がなぜ周知されないのか首をかしげたくなってくる。とはいえ、ダン・ヒューバー名誉教授とアスプリー氏との対話に救いがあるのは、人々が知ることに世の中が変えられること。そして、ザワークラウトという具体的にグリホサートを身体から排出できる「奥義」を披露してくれていることだ。ということで、ささやかな抵抗として、4月10日にキャベツとローリエとクローブと密封便を買いそろえ、さっそく自家製でザワークラウトを作っては食べるということを始めている。

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 ローリエは200円で何回分用も入っているし、フランス製の密封ビンは750円、キャベツも100円もしない。これを塩もみして発酵させるだけで、乳酸菌が発酵し、デトックスができるのだから、実に経済的だ。グリホサートで糖尿病をはじめとする多くの病気にかかりその治療に医療費を費やすことを考えれば、『ザワークラウト革命〜恐怖のグリホサートをノックアウトせよ』とか『究極の浄化法〜身体から邪悪な毒素を排除することで医者はいらない』とかの過激なタイトルを付けた健康本が本屋に山積みになっていてもおかしくないであろうに。

 そして、最後のダン・ヒューム名誉教授の「健康であれ、この世の人々に役立つために」というメッセージは実に奥深い。このブログはあくまでもアグロエコロジ―や種子の多様性の保全や腸内細菌に関する情報を提供することを目的にたちあげたのだが、ヒューム名誉教授のサゼッションは、ダライ・ラマ法王猊下が提唱されている「慈悲的な生き方」とも重なってくるのである。
(2018年5月10日投稿)
【用語】
抗生物質の標識遺伝子(antibiotic marker genes)
デタラメ(promiscuous)
スターリング(starling)
米国畜産協会(United Stock Growers Association)
早期老化(premature aging)
悪性遺伝子(virulence gene)
ジカ・ウィルス(Zika virus)
生体システム(biological systems)
フミン酸(Humic acid)
四面体構造(tetrahedron structure)
ベントナイト粘土(Bentonite clay)
ザワークラウト(Sauerkraut)
グルタチオン(glutathione)
炭素リン化合物(carbon phosphide)
リン酸化合物(phosphate compound)
有機リン化合物(organic phosphates)
リン化物(phosphide)
技術諮問委員会(technical advisory committee)
公開法廷文書(open court documents)
キングズ・カレッジ医学部(King’s College medical school)

【人名】
ジェフリー・シェファード(Jeffrey Shepherd)
バーニー・ゴードン(Barney Gordon)
スティーヴン・ドルーカー(Steve Druker)氏の画像はこのサイトより
マイケル・アントニオ(Michael Antonio)
クリア・ロビンソン(Claire Robinson)博士の画像はこのサイトより
ジョン・パガン(John Pagan)
ナンシー・スワンソン(Nancy Swanson)博士の画像はこのサイトより

【引用文献】
(1) Dave Asprey, Why We Need to KO the GMO with Don Huber – #318, 2016.


posted by José Mujica at 07:00| Comment(0) | GMO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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